9月5,6日に、しんそう大坂会、しんそう東京会合同のしんそう療方35周年夏期特別研修会が、琵琶湖ホテルで行われました。
まず受付でテキストと記念タオルをもらって、午後2時から研修会が始まりました。
研修会スタートのしんそう訓は、冠野先生でした。
冠野先生は、研修会ではいつも一番前に座って熱心に研修を受けています。
特別研修会でも、一番前に座って熱くしんそう訓をやってくれました。
特別研修会にだけ発表する今年の特別技法は
「立膝のローリング調整法」でした。
安産にはとても効果のある技法です。
安産以外にも体全体の関節がリラックスできるので、いろんな患者さんにどんどんやってもらいたい技です。
晩の懇親会ではお酒も入り、楽しい時間が過ごせました。
そして今年の懇親会のメイン行事、徳島の研修生3名による阿波踊りが披露されました。
研修生も全員参加して大変な盛り上がりになりました。
研修第2部は、夜9時30分から始まりました。
「しんそうには検査がある」
ということで、検査ラリーなどを中心に夜中12時までみんなで練習しました。
検査ラリーは、自分の検査はどうなのか客観的に見ることができるよい機会です。
研修生もいつの間にかついてしまった癖などがわかり、勉強になったことでしょう。
その後は会場はずっと開いていましたので、夜通し練習しているグループも何組かいました。
そして朝日とともにしんそう体操という企画で、日の出時刻の5時30分に合わせて、琵琶湖畔で朝まで起きていた研修生と一緒にしんそう体操をしました。
あいにくの天気で日の出は拝めなかったのですが、朝の清々しい空気を吸いながら気持ち良く体操出来ました。
研修二日目は朝9時30分から始まりました。
午前中は半期の復習です。
午後からは、半期の復習の成果発表です。
それぞれの科を代表して8組の研修生たちが、練習の成果を披露しました。
夏期研修の成果発表は、しんそうの形に対する考え方を凝縮したような素晴らしい場になっています。
最後に今回参加された研修生が、いろんな感想を語ってくれました。
東京の堀越先生は、「大阪の研修生からパワーをもらえた。」
大阪の藤原先生は、「検査でたくさんの気づきを得られた。」
そして福島から参加された目黒先生は、
「自分のいる相馬はまだ復興途中ですが、その地でこれからしんそうを広げ盛り上げていきたい。」と、熱く抱負を述べてくれました。
午後3時にはすべての行事が終了しました。
今年は35周年ということもあって、いつもより内容の濃い研修会になったようです。
特別研修会を企画してくれた先生方、参加してくれた先生方、ありがとうございました。
次回の研修会は、10月24、25日です。
見学などのお問合せは
しんそう大坂会
℡(06)6195-6884
までお願いします。
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