2月27,28日の両日、しんそう療方大坂研修会が大坂コロナホテルで行われました。
研修会が始まる前のしんそう療方の伝え方売り方の勉強会では、京田辺で開業している柴田先生がペットボトルを使って患者さんに伝えている方法を話してくれました。
写真のようにペットボトルを片方の指で逆さまに持ちます。
ペットボトルがまっすぐ立っていると持っている指も力を入れずに楽に持てます。
ペットボトルが傾きだすと持っている指に力を入れないと支え切れなくなり、しまいには指が痛くなってきます。
指に負担がかかってくるということです。
体も同じで、まっすぐ立っていると腰になんの負担もかからず楽に立っていられます。
それが体が傾きだすと腰に負担がかかってきて、痛みとなって表れてきます。
こういうふうに患者さんに説明すると、伝わりやすいですね。
土曜日の研修技法は、アキレス腱反射調整法です。
アキレス腱に刺激を加えて全身調整を図ります。
重量級の先生二人が、モデルと術者になって手本を見せてくれました。
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日曜日の研修では、先日岡山でおこなわれた体験会の報告がありました。
手伝いで参加してくれた研修生の報告では、
「理事の先生方の生の施術が見れて勉強になった。」
「林先生の本が販売できたらよかった。」
「来てくれた人に、しんそうの説明がうまくできなかった。」など
次回の体験会で活かせる感想が聞けました。
症例報告は、高等科の高島先生でした。
高島先生は薬剤師でもあり、普段は調剤薬局で病院の患者さんに医師の処方箋にそって薬を処方しています。
一人目の症例は、膝痛、頭痛、首痛、こむら返り、ぎっくり腰数回、歩行が疲れる、高血圧など、症状のオンパレードの患者さんです。
病院に行ったらどこから手を付けようかという患者さんほど、しんそう療方に打ってつけの患者さんと言えます。
しんそう療方は症状にとらわれずに体の形を正していくので、症状の数が多くても検査ですべきことがはっきりわかります。
対症療法ではないしんそう療方のすごいところです。
しんそう解剖学の講義は、吉野先生が殿屈検査を下肢の筋の特徴を踏まえながら説明してくれました。
竹内先生は、下腿の筋の働きを実際の体を使って説明しました。
日曜日の研修技法は、足首の調整法です。
ぎっくり腰などで横になれない患者さんなどに、寝なくても十分調整できる技法です。
さっそくグループごとに練習に励んでいます。
次回のしんそう大阪研修会は、3月26,27日です。
見学などのお問合せは
しんそう大坂会
℡(06)6195-6884
までお願いします。
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