3月のしんそう療方大坂研修会が、大阪コロナホテルで26,27日に行われました。
研修会前の自主的な勉強会では、しんそうの三つの動的検査以外に患者さんの何を見て検査の材料にしているかを、みんなで話し合い発表しあいました。
待合室での座り方、歩き方、マットの上に座る動作など、患者さんの動きに体のゆがみ、変形からくる癖、習慣などが表れてきます。
そうした動きの癖と体の変形が結びついてきたら、また面白い世界が見えてくるでしょう。
土曜日の講義は、松本先生が担当してくれました。
患者さんは不定愁訴を訴える方が多いのですが、松本先生は不定愁訴を体全体の違和感ととらえ、しんそうで手足を揃えることでそうした体の違和感が解消することを具体的に話してくれました。
3月は半期の復習月で、五つの技法を熱心に練習していました。
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日曜日のしんそう訓は、岡田先生でした。
この3月にあんまマッサージ師の国家試験を受け、今は発表を待つばかりだそうです。
まず大丈夫でしょうね。
今年中に地元の京都府亀岡市で、しんそうの看板で開業したいと日々勉強されています。
研修生みんなで応援しています。
症例報告は、高等科の藤原先生が発表してくれました。
アレルギー性皮膚炎、喘息、花粉症などのアレルギー性の症状を抱えた子供の症例でした。施術も回を重ねるごとに姿勢が良くなってきています。
今は経過をみている段階ですが、体の形が良くなれば症状もきっと良い方に向かっていくことでしょう。
しんそう解剖学講義では、吉野先生、竹内先生が体の変形は、四つのフォームに分けられるという説明をしてくれました。
体のゆがみ、変形を体型化することで、実際の臨床において効果的に施術を進めていくことができます。
こうしたこともしんそうの大きな特徴の一つです。
年度末ということで、土曜日に高等科終了式、日曜日に基礎科終了式が行われました。
それぞれの代表が、今後の抱負、仲間への感謝など熱く話してくれました。
終了式が終わり、3月の研修会も無事に終えることが出来ました。
次回のしんそう大阪研修会は、4月23,24日です。
見学などのお問合せは
しんそう大坂会
℡(06)6195-6884
までお願いします。
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