しんそう療方大坂研修会が、5月28,29日大阪コロナホテルで行われました。
研修前の自主勉強会では、ぎっくり腰の症例についてみんなで議論しました。
しんそう療方ではどのような症例でも手足に左右差があれば、すべきことがわかります。
ぎっくり腰のような急性の場合は、刺激過多にならずに安静を保ちながら少ない刺激で十分良くなっていくでしょう。
土曜日の研修技法は、「挙上返し調整法」です。
バンザイ検査による軌道の左右差を修正していく技法です。
松浦先生がビシッと模範を決めてくれました。
その後それぞれ手の形、動きの左右差を確認しながら練習しました。
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日曜日のしんそう訓は、基礎科の小林さんです。
整骨院に勤めている小林さんは、しんそう療方の研修会に参加しだしてから患者さんに対して見方が変わったそうです。
今までは患者さんの痛い部位、患部を中心に見ていたのが、患者さんの姿勢を見る意識が高まったそうです。
今では刺激は多いほうが患者さんが納得すると思っていたのが、少ない刺激でより変化の大きいしんそう療方の魅力にどんどんはまっているようです。
症例報告は、高等科の岡田先生です。
ご両親に施術していった経過を報告してくれました。
お父さんの膝に水が溜まらなくなったり、お母さんの高血圧が下がってきたりと、着々と効果が表れてきています。
岡田先生は、今開業に向けて準備しています。
ぜひ頑張ってもらいたいです。
日曜日は松本先生の講義でした。
しんそうの作法から始まり、しんそう士というプロとしての自覚、精神性の大事さ、また患者さんの日常動作からのゆがみの見方など、盛りだくさんの内容でした。
日曜日の技法は、「ターニング調整法その1」です。
可動性のよい上肢から全身の形を整える技法です。
さっそく練習です。
次回のしんそう大阪研修会は、6月25,26日です。
見学などのお問合せは
しんそう大坂会
℡(06)6195-6884
までお願いします。
《追伸》
土曜日の夕方から、新高等科生、新研究科生の歓迎会を行いました。
それぞれ熱くしんそうを通しての夢を語ってくれたり、お酒の席ならではの親睦がはかられ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
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